いざ、会社を辞めようと思ったときの「伝え方」や「進め方」って迷いますよね。
できれば円満退社できるのがベストです。
今回は、円満退社のための「退職理由の伝え方」について解説していきます。
会社やめたい人が、円満退社するための伝え方
円満退社のためには直属の上司に伝える
退職の意思を、最初に伝えるのは「直属の上司」です。
部下や同僚などに安易な気持ちで漏らさないことです。
直属の上司を越えて、さらに上の上長や別部署の上司などに先に伝えてしまうのもNGです。
これを間違えて飛び越してしまうと、直属の上司が「管理力不足」とみなされてしまう可能性があります。
なによりも、
「聞いてない!何で言ってくれなかったんだ!」
と不愉快な気持ちになり、退社前に関係性が悪化しかねません。
円満退社を進めるために、「直属の上司に理解してもらう」というのは大きなポイントとなります。
円満退社を目指すのであれば、この点は慎重に進めましょう。
上司に伝える際は、相談ベースで持ち掛けるようにします。
「〇月〇日までに辞めます」
のように一方的にならないようにしましょう。
伝え方としては、「退職理由」と「感謝の気持ち」を誠心誠意伝えることを心掛けましょう。
軽い気持ちではなく、考え抜いた結果であることを迷いなく伝えます。
途半端な意思で伝えてしまうと、「考え直してもらえる余地がある」と捉えられかねません。
再考の余地があると思われてしまうと、交渉が長引いてしまう恐れがあります。
伝えるタイミングは1ヶ月前から2ヶ月前に
退職者が出ると、会社は退職処理や後任者選任などの対応に追われます。
業務の引継ぎのことも考えれば、なるべく早い段階で退職を伝える方が望ましいです。
円満退社を目指すのであれば、最低でも1か月前、できるなら2カ月前までには退職意思を伝えます。
(会社の就業規則に記載されている退職の申出期間も確認しておきましょう)
有給休暇を消化する場合も注意が必要です。例えば、
退職日:1ヶ月後
有給残り:20日
このような場合。
有給を使い切ろうとすると、実質出社する日はほとんどありません。
引継を「しっかり対応する」ことを考えると、1ヶ月以上前に伝えておく必要が出てきます。
引継ぎ・有給消化などを考慮し、期間を逆算して余裕を持って伝えましょう!
円満退社のために退職理由で不満を言うのは避ける
「人間関係がよくない」
「忙しすぎる」
「給料が安い」
のように、不満をストレートに伝えてしまうと、関係が悪化して円満退社が難しくなります。
不満をぶつけた場合、
「では業務負担を改善します」
などと引き留められたら、辞めにくくなってしまいます。
とは言っても、嘘の退職理由はおすすめできません。
いずれバレることもありますし、転職先で取引先となるなど、どこで関係してくるかわかりません。
本当の退職理由が、ネガティブなものだったとしても、会社や上司への感謝の気持ちを伝えるのがいいですね。
「本音と建て前」を使い分けて納得してもらえるように退職理由を伝えましょう。
円満退社のために、引継ぎはしっかりとする
円満退社するために重要なのは、会社にかける負担を少なくすることです。
業務の引継を責任もっておこない、後任者が困らないよう配慮しましょう。
自分が辞めた後も、影響が少なくなるように、引継ぎ事項を文書やデータで残してまとめておくと良いでしょう。
パターン別 円満退社のための退職理由の伝え方
円満退社のためには、具体的にはどのように伝えるのがいいのでしょうか。
パターン別でみていきましょう!
円満退社のための理由の伝え方「キャリアアップ・キャリアチェンジ」
【キャリアアップの場合】
「これまでやってきた業務の中で、○○の分野に特化して専門性を高めていきたいです」
【キャリアチェンジの場合】
「自分のこれまでを振り返った結果、未経験の○○の分野に挑戦してみたくなりました」
こんな感じです。
不満を伝えるのではなく、今の会社では実現できない目標を掲げて示すことで、納得してもらいやすくすることがポイントです。
円満退社のための退職理由の伝え方「健康上の問題」
「健康状態が悪化しており、退職して治療に専念したいです」
病気、体調不良で勤務を継続するのが難しい場合は、状況をしっかりと伝えておくことが重要になります。
会社にもよりますが、診断書の提出を求められることもありますので、事実と全く違う理由をつくるはやめましょう。
円満退社のための退職理由の伝え方「家庭の事情」
「親の介護が必要となり、専念するために職場環境を変えたいです」
「家業を継ぐことになりました」
納得してもらえるよう現状をしっかりと話し、可能な限り事実を伝えることが重要です。
家庭の事情で、話しにくい部分があるのなら、伝えられる範囲で説明しましょう。
まとめ|円満退社のコツは退職理由だけではない!伝え方も重要!
今回のまとめです。
円満退社するための伝え方
・直属の上司に直接伝える
・伝えるタイミングは1ヶ月前から2ヶ月前に
・退職理由で不満を言うのは避ける
・引継ぎはしっかりとする
パターン別 退職理由の伝え方
・キャリアアップ・キャリアチェンジ
・健康上の問題
・家庭の事情
退職後の自分の進路は優先しつつ、最大限のマナーと配慮を心掛けましょう。
円満退社に向けて、この記事が参考なれば幸いです!
今回はこんな感じとなりました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
転職活動を始めてみるとわかるのですが、
「何から始めていいのかわからない」
「やり方があっているのかわからない」
「doda転職エージェントサービス」では、非公開求人を含む約10万件の求人からぴったりの求人を紹介してくれます。
▼▼doda転職エージェントに無料登録してみる▼▼
会社に対して辞めたくても辞められない時は、退職代行を使うのも一つの手です。
▼▼退職できるか不安な方にオススメ▼▼
【退職代行ガーディアン】は、東京労働委員会に認証されている法適合の合同労働組合なので安心!
面談不要で相談~退職までスマホで完結できます!
退職できるか不安な方は利用してみてはいかがでしょうか。
▼▼退職代行ガーディアンのHPをみてみる▼▼
コメント