法人営業をやっている新人の人へ。できる営業マンは交換した名刺の数も多いはずです。名刺交換した数を増やすことによるメリットを説明します。メリットを知ることで、名刺交換の数を増やしたくなりますよ。
この記事を書いている私は、10年以上の人材業界での営業経験を持つキャリアコンサルタントです。
自身の経験を生かして仕事に関する記事を書いています。
営業初心者の方に参考になるよう、わかりやすく書いていますので、最後まで読んでみてください。
法人営業で名刺交換の数を増やすメリット4選!
法人営業をしていると、名刺交換する機会は多いですよね。苦労して頂いた名刺をせっかくなので有効活用したいですよね。メリットを知ることで、もらっただけでは終わらない活用法を解説していきます。
名刺交換でメールアドレスをゲット!効率よく営業できる
交換した名刺には、ほとんどの場合メールアドレスが載っていますよね。当然ですが、メールアドレスがあれば、提案したいことがあればメールを送るだけで済みます。
文章も一つ作ってしまえば、宛名を変えるだけで数多くのお客様に送信することができます。会社からメールを送るだけで、複数の企業へのアプローチができるのは効率よく営業活動ができる最強の情報です。
このメールアドレスをゲットできるだけでも、営業としてはとても価値のある情報となります。
名刺交換で部署・役職・名前をゲット!営業しやすくなる
名刺にはその人の部署・役職・名前が載っています。この情報を持っていると持っていないとでは、企業から受ける扱いが変わってきます。
特に電話をかけるときに、
「ご担当者様はいらっしゃいますでしょうか。」
よりも、
「○部の△部長はいらっしゃいますでしょうか。」
とかけた方が、電話を取り次いでもらいやすくなります。名前や部署を知らないと怪しまれて警戒されます。名刺情報があるとないとでは雲泥の差があります。
もし、名刺交換ができなかったとしても、次に会う時のために、名前や部署は確認しておきましょう。
法人営業で名刺交換しておくと後任に会いやすい
一度名刺をもらっても、異動や退職などで後任に変わってしまっていることもあります。後任担当者に会うのは難しいときもあります。
その後任担当者へ名刺をもとに
「前任の○○さんとは○○の件でお世話になっていました。」
というように、前任者との関係性を示すことで会いやすくなります。
飛び込み営業の時は、その名刺をみてしまうのも効果的です。何も情報がないと警戒されますが、名刺交換している事実があれば案内されやすくなります。
そういった流れで、新しい担当者の名刺をゲットしておきましょう。
法人営業で名刺交換しておくと同じ会社の人に会いやすい
ターゲット企業の名刺を一枚もらえると、同じ企業の違う部署や担当者の人とも名刺交換しやすくなります。
電話の場合なら、
「○部の△部長と商談しています。ぜひこちらの部署ともお話しできないでしょうか」
という切り出しをすると、案内してもらいやすいです。新規の営業マンは警戒されやすいですが、名刺情報があって関係性が少しでも感じられると、相手も断りにくかったりします。
そこですかさず名刺交換を済ませましょう。それを繰り返していくと、同じ会社でも複数の人に会うことができます。
担当窓口から話が進む場合だけでなく、現場から直接話が進む場合こともあります。キーマンが複数いるなら同じ会社でも会って名刺交換をしておきましょう。
もらったままでは終わらない!もらった後でやるべき3つのこと
一度もらった名刺は、時間がたてば情報が古くなっていきます。情報を更新していくためにすることを解説します。
相手の役職が変わっていたら新しい名刺をもらう
もらった名刺の担当者が部署異動や出世して、手元にある名刺の情報が古くなってしまう場合があります。メールや郵便の宛名が間違ってしまうと失礼になります。
正しい部署名・役職名・連絡先を把握するためにも、相手の名刺が変わったようであれば、名刺交換するために会いに行きましょう。
自分の役職など名刺の内容が変わったら交換し直す
逆に、自分の異動や役職が変わった場合にも、名刺の内容が変わったという理由で名刺交換しておきましょう。改めて名刺交換をしてみたら、相手の名刺も変わっていたなんてこともあります。
もらった名刺へ定期的な連絡をする
名刺を一度もらったら、そのまま放置するのではなく、定期的に連絡してニーズの確認をしましょう。定期的に連絡することで、相手の役職が変わったり、担当が後任に引き継がれていることに気づくことができます。
まとめ|名刺交換は営業にとっての情報源!うまく活用しましょう
今回の記事のまとめです。
法人営業で名刺交換の数を増やすメリット4選!
・メールアドレスで効率よく営業できる
・部署・役職・名前があれば営業しやすい
・前任者の名刺があれば後任に会いやすい
・同じ会社の人に会いやすい
もらったままでは終わらない!もらった後でやるべき3つのこと
・相手の役職が変わっていたら新しい名刺をもらう
・自分の役職など名刺の内容が変わったら交換し直す
・もらった名刺へ定期的な連絡をする
こんな感じとなりました。
このように、法人営業職が名刺交換する数を増やすメリットはたくさんあります。メリットを知ることで、これまで「まあいいか」で名刺交換をしなかった人も、「何とかもらっておこう」と気持ちが変わってくるのではないでしょうか。
この記事が参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。
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