カメラ初心者の私がフォトストックを始めてみました。
写真は携帯でボタンを押すだけの超素人からのスタートです。
始めてもうすぐ1年になる私が、ストックフォトをやってみて思うこと。
今回は、初心者の私でも売れた写真とはどんな写真だったのかを解説していきます。
私の登録しているストックフォトサイト
PIXTA・Adobe Stock・Shutterstock
私の登録しているストックフォトサイトは「PIXTA(ピクスタ)」「Adobe Stock(アドビストック)」「Shutterstock(シャッターストック)」の3つです。
登録方法や収入など、初心者の私がストックフォトやり始めてどうなったかは、別の記事に詳しく書いていますので、ぜひ読んでみてください。
ストックフォトサイトで売れる写真はどんな物なのか
ストックフォトサイトでは様々なジャンルの写真が投稿されています。
例えば、
モデルを起用したイメージ写真
きれいなモデルさんが爽やかな笑顔で写っている写真なんかは、イメージを大事にする企業HPや広告などで起用されるのはわかります。
季節のイメージ写真
「夏=ひまわり」「秋=紅葉」のように、写真からイメージできる季節の写真も人気です。
観光名所のイメージ写真
季節の写真と同じで、「東京=東京タワー」「京都=清水寺」のように、写真からイメージできる観光名所の写真は旅行業界などで起用されやすいようです。
あくまでも一例ですので、まだまだ人気のジャンルというものは存在します。
そして、広告やメディアに使用されるようなイメージ写真は需要が高いです。
企業のHPや折込広告などを注意深くみてみると、ストックフォトサイトを利用しているものが多いのがわかります。
ストックフォトもカメラも初心者の私でも売れる写真はあるのか!
ストックフォトの売れ筋写真は競争率が高く初心者にはハードルが高い
PIXTAなどのストックフォトサイトで素材を検索してみるとわかると思いますが、売れている写真は見ただけで目を引きます。
やはり、プロのカメラマンであったり、長年ストックフォトをやっている方の技術や知識はすごいです。
上記であげたような人気のある売れ筋の写真は、ストックフォトを少しやっていれば、私でもわかります。
ただ、わかったとしても撮影の技術・レタッチの技術など真似できるようなものではありません。
モデル撮影なんかも、無理やりやろうと思えばできないことはないかもしれませんが、頼み方もわからないし、技術や費用の問題もあり、初心者にはハードルが高いです。
観光名所や季節の風景写真の売れ筋をみても、絵画のようにきれいに仕上がっています。
どんな場面を撮影し、それをどのようにレタッチするのかによって売れるかどうかは、長年の経験や勘が必要となってきます。
こればかりは日々、継続しながら身につけていくしかありません。
では、初心者に売れる写真を撮ることはできないかというと、そうではありません。
カメラ・ストックフォト初心者の私でも売れるジャンルはどんな物があるのか。
カメラ・ストックフォト初心者の私でも売れる写真の素材とは
ストックフォト初心者がトップクリエイターと張り合うのは無謀
カメラ・ストックフォトを始めて一年未満の私ですが、少しだけ見えてきたもの。
それは、いきなりトップクリエイターやストックフォト歴の長い人達と張り合わないこと。
始めた当初は、
プロのモデルさんが、家族写真でおしゃれな家の中で笑顔!とか、みたいな写真。
「こんな写真を撮ってみたい!」と思っていましたが、すぐに無理なことに気づきます。
まず、モデルさんが必要で費用がかかるので無理。
おしゃれな部屋も、自分の住んでいる生活感あふれる築30年以上の賃貸アパートでは無理。
もし、それらを用意できたとしても、撮影する技術や機材がない。
ここで張り合っても、無理なものは無理。
最終的に目指すために、勉強したり、機材を増やしていく必要はありますが、初心者で副業でやるとすると、今あるもので撮影していくしかありませんでした。
人気の売れる写真をイメージして撮影しても、なんかショボい。
でも、継続して投稿しているうちに
「あれ?この写真なんかよく売れる」
「なんでこんな写真がうれるの?」
みたいなのが出てきます。
ストックフォト初心者が狙うべき「売れる写真」とは
ストックフォト初心者が狙うべき「売れる写真」とは、売れ筋ではなく、そのスキを突いたような写真です。
人気の需要の高い写真は数も多いのでトップクリエイターには敵いません。
人気がなく需要のない写真は数は少ないけどほとんど売れません。
その中間となる需要のありそうな写真であれば、売れるチャンスは出てきます。
私の場合は、以下のような「住まいのお困りごと」写真が売れました。
例えば
キッチンの水アカ汚れ
お風呂のカビ
エアコンフィルターのホコリなど
企業のイメージアップのためのHPなどには起用されないとは思いますが、お掃除業者さんやリフォーム業者さんに「家のお困りごとの例」みないなイメージ写真として利用価値があるのかと思います。
当初撮りたかった「おしゃれなインテリアでのイメージ写真」とは真逆。
超人気の売れ筋写真ではないので、「数は多すぎず、でも一定の需要はある。」
そんな感じです。
どちらかというとプラスイメージの写真ではなく、マイナスイメージの写真です。
プラスイメージの写真よりマイナスイメージの写真は数が少ないからこそ、競争率は低めでちょくちょく売れる。
売れ筋写真を勉強しつつ、始めのうちはそんなところを狙っていくのもいいと思います。
始めたばかりで、あまりにも売れないと挫折しやすくなってやめてしまうことになるかもしれません。
だったら、売れ筋写真だけでなく、こういったところを狙っていくのもアリだと思います。
トップクリエイターと張り合わなくてもいい、もう一つの素材写真。
それは、自分だからこそ撮れる特別な写真。
いくらプロのカメラマン、トップクリエイターだからといっても、被写体がなければ撮影できません。
例えば
実家の古い家具(レトロなタンスなど)
地元の風景(田舎の風景・日本家屋・豪雪地帯など)
※許可が必要な場合は撮影許可をとってくださいね。
参考例なので、自分だからこそ撮れる珍しい被写体があれば狙い目です。
需要が有るか無いかは投稿してみないとわからないところはありますが、自分ならではの特別な被写体があれば投稿して見る価値はあると思います。
ストックフォトを始めたい人へ!カメラをレンタルするのもあり
今カメラを持っているのであればいいですが、持っていない場合やもっと性能のいいカメラでストックフォトへ投稿してみたいと感じている方へおすすめなのはレンタル!
一眼レフなどのハイスペックカメラともなると、数十万円は覚悟が必要です。
試してみたいカメラや、レンズ、周辺機器などをレンタルで試してみてから購入を検討してもいいかもしれませんね。
【GOOPASS】入れ替えて自分に合った機材を見つけるまとめ|とにかく投稿して自分ならではの売れる写真を見つけること
今回はこんな感じとなりました。
初心者の時期は誰にでもあります。
私も初心者なので偉そうなことは言えませんが、月に数万円の収入にするのは簡単ではなありません。
でも、少しでも売れれば、モチベーションを維持することもできます。
無理をせず、その段階・レベルに応じた写真で且つ売れそうな写真を投稿していくこと。
そんな中で、自分ならではの「売れる写真」を見つけること。
私は、そんな気持ちでストックフォトを続けていきたいと思います。
今回の記事が参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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