年に3回のキャリアコンサルタント試験。
そんなキャリアコンサルタント試験の直前期におすすめの対策を解説いたします。
キャリアコンサルタント試験の中にも「学科試験」と「実技試験」があります。
そして「実技試験」の中には「論述」と「面接」があります。
今回は、実技試験の「論述・面接試験」対策についてです。
この記事を書いている私ですが、キャリアコンサルタント試験を養成講座を修了してから短期一発合格した実績があります!
(その他、FP2級・宅建士・第1種衛生管理者を一発合格しています)
いくつかの国家資格を受けてわかった合格のためのコツが身についています!
これからキャリアコンサルタント試験を受ける方の参考になれば幸いです。
キャリアコンサルタント試験は短期合格をめざす!
私はキャリアコンサルタント試験受験当時、
「絶対に一発合格する!」
と決めていました。
それはなぜか。
過去に様々な資格試験に挑戦してきた中で、不合格を何度も経験してきた時に思ったことがあります。
それは2つ。
「お金」と「時間」です。
キャリアコンサルタント試験に時間をかけすぎない!
年に1回しかないような試験では、不合格で再挑戦の場合、あと1年勉強を続けなくてはなりません。
キャリアコンサルタント試験は「年に3回」です。
年に3回あるとはいえ、養成講座を受けてから受験する場合、なんだかんだ1年近くかかってしまいます。
資格試験に挑戦したことのある方ならわかると思いますが、勉強するためのモチベーションを維持することは大変です。
養成講座スタートから約1年で勉強のピークを持っていき、不合格だった場合に3ヶ月後に再度気持ちを持ち直すのはかなりの労力がかかります。
キャリアコンサルタントを目指すと決めた当初であれば「合格するんだ」という気持ち・モチベーションを維持しながら勉強をすることができますが、受験が3回・4回と続いてくるとモチベーションの維持もだんだん難しくなってきます。
短期合格が全てではありませんが、なるべくなら早く合格して資格を活かす時間に使っていきたいですよね。
キャリアコンサルタント試験には費用がかかる
そしてなんと言っても、キャリアコンサルタント試験の費用は結構な金額になります。
私の受験してきた「衛生管理者」や「宅建」などの資格試験では、選択式のマークシートのみ。
ペーパー試験なのでそこまでの受験費用にはなりません。
しかし、キャリアコンサルタント試験の場合、マークシート方式の学科試験に加えて「実技試験(論述・面接)」があります。
学科試験に8,900円・実技試験に29,900円で合計38,800円(2022年時点)
受験するだけで約40,000円程かかってしまいます。
実技試験(特に面接試験)には人件費等が通常の試験よりかかるので仕方ないことだとは思いますが、
それにしても、受験するだけでこの金額は痛いですよね。
2回・3回と受験していくと当然この費用もかさんでいくことになります。
さらに、合格後もキャリアコンサルタントに登録・更新するのにも費用はかかります。
この「時間」と「お金(費用)」の事を考えてもわかるように
「短期合格をするんだ」という気持ちを意識することは重要になってきます。
国家資格キャリアコンサルタント試験の実技対策は反復練習が重要!
キャリアコンサルタント試験の実技試験(論述・面接)対策は
反復練習が重要ということ。
これは記述式の論述試験もロープレ形式の面接試験も同じです。
私が受験したのは第7回。
国家資格化されてそんなに時間がたっておらず、情報が少なく、スクールなどでの受験対策講座は今ほど充実していませんでした。
とにかく手探り状態でやっていました。
〜学科試験におすすめの問題集〜
〜実技試験におすすめのテキスト〜
そこで私がやっていたのは反復練習でした。
論述対策
記述式の論述対策としては
「とにかく書く」
ということ。
試験でどのような設定で出るかわからないので、数パターン用意して書いていました。
私は、相談者のパターンを「若年者」「女性」「中高年」にわけて書いておくことで、臨機応変に対応できるように準備しました。
そして、何度も書きました。
試験ではその場の雰囲気・緊張感、そして制限時間があります。
かけるだろうと思っていても、本番では焦って思ったようにかけずに時間切れということもあります。
なので、何度も書くことで本番では落ち着いて臨めるようにしておきましょう。
実際に「書く」ということが重要ではありますが、机などに座って書ける状態でないときは、ノートを開いて自分の書いたものを読むこともおすすめです。
私は、電車の中でノートを開いて読んでいました。
読んでおくと、次に書く練習をする時に書きやすかったりします。
でも、基本は「反復して書く」ということです。
面接対策
面接対策もロールプレイングの反復練習です。
ロープレをするということは、クライアント役が必要になってきます。
当時、私がやっていたのは、養成講座仲間と協力しあってクライアント役をやってもらったり、奥さんにお願いしたりもしました。
何度も繰り返すことで、ロープレ自体に慣れていくことも重要です。
ただ、養成講座仲間も奥さんもキャリアコンサルタント合格者ではありません。
ロープレ自体に慣れるという意味ではいいのですが、当時私は「これで大丈夫!」という確証がもてないまま本番をむかえると言う感じでした。
とにかく「相手の気持に寄り添う」ということを思いながらの練習をしていました。
〜面接対策におすすめのサービス「キャリコレ」〜
「キャリコレ」
キャリコレは、キャリアコンサルタントを目指す人のための試験対策講座サービス。
キャリアコンサルタント資格取得者からオンラインで筆記試験および実技試験の指導が受講できます。
私自身も悩みましたが、キャリアコンサルタントの実技試験(論述・面接)は「できているか・できていないか」の判断が自分では難しいです。
キャリコレなら、試験知識を有したプロのキャリアコンサルタントに実技試験(論述・面接)指導してもらうことができます。
プロの指導が欲しい人、ロールプレイの練習相手が見つからない人にはおすすめのサービスです。
キャリコレのHPはこちら私の場合、手探り状態で論述も面接も反復練習をしていましたが、当時プロの指導が受けられるサービスがあれば間違いなくやっていましたね。
まとめ
今回はこんな感じとなりました。
論述も面接も本番では思ったようにいかない事が多いです。
私は面接試験の時はかなり緊張したのを覚えています。
でも、緊張したのは始まる前まで。
始まってしまえば落ち着いてロープレをすすめることができました。
これも、「練習」の成果だと思っています。
本番で実力を発揮するためにも、反復練習が重要なんだと今振り返っても思います。
短期合格を目指すために参考にしてみてください。
今回の記事がこれからキャリアコンサルタント試験に挑戦する方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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