仕事上で書類を送る時に「送付状」を一枚添付するのがマナーとなっています。
書類の内容に間違いがないように、
「請求書 1部」
「パンフレット 1冊」
などの送付案内を記します。
転職活動で、履歴書・職務経歴書を送付する際の「送付状」にあたるのが「添え状」です。
ビジネスマナーとして、仕事の時には「送付状」を添付して書類を送っていると思います。
しかし、転職活動で、応募書類である履歴書・職務経歴書を送付する際に「添え状」を添付しない人は結構多いです。
今回は、添え状の書き方についての記事となります。
書き方の例も記載しています。
この記事を書いている私は、人材業界で10年以上の経験を積み、現在は(国家資格)キャリアコンサルタントとして、転職希望者などに対して職業相談を行っています。
その経験をもとに、仕事で悩んでいる人に役立つ記事を書いていますので、最後まで読んでみてください。
転職活動で履歴書・職務経歴書を送る場合は「添え状」を添付しよう!
冒頭でも書きましたが、 ビジネスマナーとして、お客様等に書類やFAXを送る際に「送付状」を添付するのが通例となっています。
仕事では「送付状」を添付しているのに、いざ転職活動で自分の応募書類を送る時には「添え状」をつけずに送っている人は多いです。
「添え状」をつけないと絶対に不採用になるわけではありませんが、
例えば、仕事上で「送付状なし」で書類が送られてきた時、何か「ぶっきらぼう」で「いい加減」な感じがしませんか?
転職での応募先でも同じです。
応募書類を受け取る担当者の気持ちになって、ビジネスマナーに注意し、「送付状」をつけておいたほうが良い印象となるでしょう。
doda転職活動での「添え状」の書き方の例・テンプレート
①日付
日付の西暦・和暦は、履歴書・職務経歴書にあわせる。
②宛先
部署名は「御中」 担当者名ならフルネームで「様」をつける。
担当者名がわからなければ「採用ご担当者様」とする。
③住所・連絡先・氏名
連絡先は、最も連絡が取りやすいものにする。
④件名・タイトル
なんの書類なのかを記載する。
⑤前文(頭語・時候の挨拶)
本題に入る前の前置きとして記載する。
⑥応募の経緯
募集企業は同時に様々な媒体に様々な職種の求人を掲載する場合がある為、
自分が「どんな媒体」から、「なんの職種」に応募しているかを書いておくと親切です。
⑦簡単な自己PR
長々と書かないよう、簡単なものにする。
⑧面接のお願い
面接の機会をいただけるよう、お願いをする。
⑨結語
右端に結語でしめる。
⑩同封書類の案内
同封した書類と枚数を記載する。
添え状を書くポイント|手書きでもパソコンでもOK
添え状を書くポイント
・パソコンもしくは手書きで「横書き」が一般的
・サイズは履歴書・職務経歴書に合わせて、B5かA4サイズで
・長々と書かずに、一枚にまとまる
添え状は、応募書類を送付する際の、ビジネスマナーのアピールとなります。
ぜひ、履歴書・職務経歴書と一緒に作成してみてください。
今回の記事が参考になれば幸いです。
最後までお読みいただいありがとうございました。
コメント