営業職って、「きつい 」「つらい」「しんどい」というイメージが浮かんできます。やってる人はどんな魅力を感じてるんだろう。
確かに「きつい」「つらい」「しんどい」そういった部分はあります。
しかし、営業職にも魅力も十分あります。
営業を10年以上続けてきた私が感じる魅力をご紹介します!
これから営業職に就こうと考えている人にも参考になると思いますので読んでみてください。
営業職とは!仕事の基本的な流れ
営業職は、お客様のニーズや課題解決に応えるために商品・サービスの提案をし契約につなげる仕事です。
基本的な仕事の流れとしては、
・お客様へ商談するためのアポイントを取る
↓
・お客様を訪問して、ニーズや課題を聞き出す
↓
・解決できる商品やサービスを提案する
↓
・契約・アフターフォロー
↓
・再提案
以上が基本的な流れです。
しかし、取り扱う商品やサービス、顧客によって提案方法などが異なってきます。
どんな種類があるのでしょうか。
男性・女性共通|就活に必須!営業職の種類とは
営業職種類|顧客タイプ別
【個人営業】
個人の顧客(一般消費者・家庭)を対象とした営業職です。
個人営業の商材は、不動産、自動車、保険、教育サービス、ネット回線などが代表的です。
個人営業では、営業相手となるのは企業や団体ではありません。
個人が対象となるため「決済する相手に直接商談をする」ことになります。
そのため、個人営業職には、営業マンの人柄や印象が大きく影響するため、信頼関係を築くためのコミュニケーション力が求められます。
【法人営業】
法人営業は、法人・団体(一般企業・学校・病院・福祉施設・国・地方公共団体など)を対象として営業活動を行います。
直接商談をする相手は決裁権限を持っていない「各部門の担当者」であることが多いです。
そのため、金額の大きな商材は、管理職や経営者層への承認が必要になります。
個人営業のようにいきなり契約になることは少ないので、何度も訪問し提案する根気強さとプレゼン能力が求められます。
営業職種類|サービス・商品別
【有形商材】
有形商材は、自動車や食品、住宅、機械製品、オフィス備品など「形があるもの」を指します。有形商材は、買い手が既に必要を感じている場合が多いです。
相場もはっきりしているので、競争も激しく自社商品を選んでもらうには、その商材に関する深い知識とプレゼン能力が求められます。
【無形商材】
無形商材は、保険、人材サービス、広告、インターネットサービスなど「形のないもの」を指します。
無形商材は、買い手が購入するイメージを沸かせにくく、契約に至るのが難しい場合が多いです。
また、モノをを売るのではなく、顧客の課題を解決することが目的であるため、契約後のアフターフォローまで行うこともあります。
そのため、顧客が「抱える課題を聞き出す力、自社のサービスや商品でどう解決できるかのプランを提案する力、契約後のフォローしていく力が必要とされます。
営業職種類|営業手法別
【新規開拓営業】
今まで取引のなかった顧客に対して、新たな取引先を開拓していく営業手法です。
自分の力で企業を開拓していく醍醐味があります。
飛び込み営業やテレアポ営業のように、いきなり顧客に対してアプローチをかけることが多いため、強いメンタルや行動力を求められます。
営業方法は電話やメール、直接訪問など様々です。
【ルート営業】
すでに取引のある顧客をフォローする営業手法です。
顧客を定期的に訪問して、信頼関係を構築し、継続的に受注したり、新たな契約で取引拡大することを目指します。
長期的に良好な人間関係を築くためのコミュニケーション能力が必要になるでしょう。
辛い・きついだけではない!営業職の魅力とは
営業職でやりがいを感じられる3つの瞬間
①新規契約ができたとき
営業でうれしいのは、新規契約ができた時です。
一から自分の力で契約を決めるのは大変な労力です。
特に経験が浅いときは、アポイントを入れて、何回も足を運んで、提案して契約が決まった時には素直にうれしいです。
自社と客先へ貢献できたと感じられる瞬間は格別です。
②「あなただから」と名指しで指名されたとき
お客さんからの信頼を得ることで、名指しで連絡が入ったり、発注があったりして必要とされるのも大きな喜びとなります。
③仕事の成果がわかりやすい
営業は成果が数字で表れやすい仕事でもあります。
やったらやっただけ数字に表れ、自分にかえってくるのも魅力の一つです。
インセンティブ制の場合、努力の結果が給与として返ってきます。
営業マンとして頑張った分が給与として表れるのは大きな魅力の一つです。
スケジュールは自分で組み立てられる
営業としてやることは、まずお客さんへ提案するためにアポイントを取らなければなりません。
電話やメールで最初のアプローチをかけることになります。
アポイントがうまくとれるようになってくると、自分で予定が調整ができるようになってきます。
「この日は午前○件、午後は○件詰め込んでいこう!」「この日は早めに会社にもどって早く帰ろう!」という感じで。
ただ、予定外のクレームなどで思った通りにいかないときも、同じくらいあります。
しかし、予定外のトラブルも含めて、スケジュールを自分自身でで組み立てていけるのはとてもやりがいになります。
いろんな出会いがある
①いろんな人と出会える
営業をやっているといろんな人との出会いがあります。
様々なポジションや役職の人と接する機会があります。
役員クラス・経営者層の人と商談ということもあり得ます。
営業をやっていなかったら出会うことのなかったであろう人との出会いがあり、自分自身の刺激となり成長につながります。
②いろんな土地へ行ける
出張がある場合のみですが、いろんな土地に行けるのは営業の醍醐味の一つです。
住んでいる町から離れると、その土地ならではの雰囲気のがあります。
普段行くことのない地で仕事ができるのはとてもいい経験になります。
営業職へ転職するのに資格は必要か!?必要なスキルは?
営業職は、特別な資格が必要なわけではありません。経験不要な求人もよく見かけます。
自分で経験を積んでいくことでスキルを磨いていくことになります。
営業職に求められるスキルには「コミュニケーションスキル」「提案力」「時間管理能力」などがあります。
顧客から正確にニーズを引き出し、提案したり交渉することになります。
また、一人で多くの顧客を抱えると、スケジュールをしっかりたてながら仕事を勧めていく能力、「時間管理能力」が重要となってきます。
こういったスキルは、慣れが必要ではありますが、入社後に件数をこなしていくことで身についていくことになります。
提案資料作成やメールでの連絡など、PC操作も必要不可欠となりますので、最低限のPCスキルも身につけておくといいでしょう。
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まとめ|営業職はきついだけではなく魅力もいっぱい!
この記事で書いた営業の魅力のまとめ
営業職の仕事内容
・営業の仕事の基本的な流れ
営業の種類
・顧客タイプ別(個人・法人)
・サービス・商品別(有形・無形)
・営業手法別(新規・ルート)
営業職でやりがいを感じられる3つの瞬間
・成果が出たときの喜び
・自分でスケジュールを組み立てられる楽しさ
・人との出会い
営業の魅力について解説してきましたが、やはり世間のイメージ通り「キツい 」「ツラい」「しんどい」という面はあります。
思うような成果が出なかったり、クレーム処理に追われたり大変なことは多い仕事です。
しかし、その裏には大きな魅力もたくさんあります。
営業やっててツラい人やこれから営業をやってみようと思っている方の参考になれば幸いです。
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