営業部に配属されて、法人の飛び込み営業してるけど、うまくいかないな。営業に向いてないのかもしれないな……。
そういった疑問にお答えします。
この記事を書いている私は、10年以上の人材業界での営業経験を持つキャリアコンサルタントです。
自身の経験を生かして仕事に関する記事を書いています。
営業初心者の方に参考になるよう、わかりやすく書いていますので、最後まで読んでみてください。
※追記 アフターコロナで非接触での営業スタイルが確立されつつある時代です。
飛び込み営業は時代にあわない手法となりつつあります。
でも、もし自分の会社が飛び込み営業がまだ必要な方には参考になりますので、読んでみてください。
【法人営業】飛び込み営業が怖い・つらい人へ|飛び込み営業のコツ
飛び込み営業のコツ①|飛び込みの数をこなすことが大事
営業は数をこなすことが重要です!
営業力はベテランにはかないませんが、訪問件数をあげることは新人でもできます。
成約率が仮に1%だったとして、100件訪問すれば1件の契約になる計算です。
しかし、新人のうちは成約率よりも数をこなすことです。
そして、会えなくて当たり前と思って割り切って回ることです。
数をこなしていくと、自分のスタイルが固まってきます。
初めは先輩の真似やマニュアル通りにやることになりますが、数をこなすことで自分のオリジナルのスタイルが出来上がってきます。
飛び込み営業のコツ②|飛び込みを効率よくするためにルート確認をしておく
飛び込み営業には事前準備は欠かせません。効率よく訪問件数を増やすためには
地図で訪問ルートを事前にチェックしておくこと
一日の限られた時間の中で、効率よく回らなければ訪問件数は稼げません。
Googleマップなどで事前にターゲット企業の位置を確認しておきましょう。
回る順番で移動する時間を短縮すれば、訪問件数が増やせます。
慣れてくれば、事前に確認しなくてもわかるようになってきます。
飛び込み営業のコツ③|飛び込み営業の結果はすぐにでないと割り切る
飛び込み営業は種まきです。
すぐに芽が出るとは限りません。
先ほども数をこなすと書きましたが、数多く種まきしておくと、どこかで芽が出る可能性も高くなります。
結果を出すことに焦らず、淡々と訪問していくことに集中していれば、忘れた頃のタイミングで契約につながってきます。
飛び込み営業は、種まきをしている意識で割り切ってこなしていきましょう。
男性・女性共通|法人の飛び込み営業で担当者が不在の時のポイント!
パンフと名刺を置いてくる
部署・役職・名前を聞いておく
飛び込み営業で担当者不在時のコツ①受付へチラシと名刺を置いてくる
飛び込み営業はアポイントがないので、担当者が不在と言って断られることもあります。
そこで引き下がらず、受付の方に、会社案内(チラシ・パンフレット)と名刺を担当者に渡してもらうようにお願いしましょう。
飛び込み営業で担当者不在時のコツ②受付で部署・役職・名前を聞いておく
受付の方に、担当者の「部署」「役職」「名前」を聞いておくことで、後から改めて再訪問のアポイントを取る電話をかけることができます。
アポイントの電話を掛けるときに、部署・役職・名前も知らない人から営業の電話があると怪しまれます。
飛び込み訪問時に確認しておけば、アポイントの電話を掛けやすくなりますので、できる限り聞いておきましょう。
法人の飛び込み営業で担当者と会えた時、迷惑かけないポイントとコツ
飛び込みでの訪問御礼する
売り込まない
名刺交換だけでもしておく
飛び込み営業で担当者に会えた時のコツ①【訪問の御礼・挨拶をする】
アポイントなしの飛び込みでは、断られるのが当然です。
貴重な時間を割いて出てきてくれた担当者にその旨をしっかり御礼しましょう。
例)『アポイントなしでのご訪問にもかかわらず、お時間をいただきありがとうございます。』
本来は「アポイントを取ってくるべきですが」という気持ちを伝えておくことで、スムーズに会話に入りやすくなります。
飛び込み営業で担当者に会えた時のコツ②【売り込まないトークを】
初回訪問時には売込みしすぎないように会話をしましょう。
相手からすると、いきなり来て売り込まれたら警戒心がわいてきます。
まずは、挨拶をして関係性を築くことの方が大切です。
飛び込み営業で担当者に会えた時のコツ③【名刺交換だけでもいいと思う】
飛び込み営業した際に、出てきてくれても名刺をくれない人はいます。
そんな時は、「名刺をいただけないでしょうか?」の念押しの一言でもらえることもあります。
名刺交換を「している」のと「していない」では、のちの営業活動に大きな差が出てきます。
時間がなく商談ができなかったとしても、名刺交換だけできればいいと思っておきましょう。
法人の飛び込み営業がきつい・怖い人へのポイントとコツ
飛び込み営業がきつい人は、内線のある会社を選ぶ
飛び込み営業に抵抗のある人は、ドアを開けるときが一番緊張するのではないでしょうか。
中にいる人たちが、一斉に自分に注目します。
何者だ?という感じで見られるのが苦手な人は結構います。
そんな時は無理せずに、無人の受付に内線の置いてある会社を選んで飛び込んでみてください。
一斉にみられるということはなくなるので、飛び込み営業が苦手な人でも、抵抗は少なくなります。
営業マンというと、屈強で精神力が高く、人に見られることなんて平気!みたいなイメージがあります。
そういった人もいるでしょうが、そんな人ばかりではありません。
慣れないうちは、いきなり対面しない内線からのアプローチを中心に考えてみてください。
ノベルティグッズがあれば飛び込み営業トークしやすくなる
年末のカレンダーや販促用のグッズを会社が用意していれば、飛び込み営業にはチャンスになります。
普段、なかなか会ってくれない企業は必ずありますよね。
そんな企業でも、「カレンダーを持ってきました!」というと、あっさり出てきてくれたりします。
営業訪問する側としても、飛び込んで「挨拶させてほしい」というお願いよりも、「ノベルティグッズを渡しに来た」という理由があると、気持ちの面で抵抗なく飛び込めたりもします。
特に年末のカレンダーは喜ばれます。たかがカレンダーと思うかもしれません。
しかし、「営業訪問で来た」と言っても断られる企業でも、カレンダーを受け取るために、担当者や受付の方が出てきてくれることは多いです。
その時に挨拶・名刺交換ができれば、今後へのきっかけづくりになりますよね。
ノベルティグッズがあれば、積極的に使ってみましょう。
まとめ|法人の飛び込み営業では「結果を焦らないで種まきをする意識」が重要!
今回の記事のまとめです。
法人への飛び込み営業の心構え
・新人は数をこなす
・営業訪問の効率よくするためルート確認をしておく
・新人はすぐに結果はでない
飛び込み営業で担当者が不在の時
・パンフと名刺を置いてくる
・部署・役職・名前を聞いておく
飛び込み営業で担当者と会えた時
・訪問の御礼をする
・売り込まない
・名刺交換だけでもいいと思う
飛び込み営業が怖い人へ
・飛び込み営業が怖い人は、内線のある会社を選ぶ
・ノベルティグッズがあれば飛び込みやすくなる
こんな感じとなりました。
結果を焦らずに、「今は種まきをしているんだ」と思ってやるべきことを、淡々とこなしましょう。
後々の成果となって出てきます。
コロナの影響で、飛び込み営業の機会は減っていると思いますが、この記事が参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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