
衛生管理者の勉強を始めたいんだけど、過去問はどうやってやればいいんだろう!時間も無駄にしたくないし、効率のいいやり方ってあるのかな。
今回は、そんな疑問にお答えします!
過去問についての勉強法は1級2級共通です。
この記事を書いている私は、宅建・FP2級・衛生管理者1種・キャリアコンサルタントなどの国家資格を短期一発合格でクリアしてきました!
その経験をもとに、資格試験勉強のコツを記事にしています。
なるべくわかりやすく書きましたので、最後まで読んでみてください。
衛生管理者試験|過去問の勉強方法はこれだけ!ポイントはこの5つ!

衛生管理者試験|過去問は解かない!読むように進めるだけ!
過去問題集をやり始めると、時間をかけて考えて、正解不正解を導き出すというのが通常の流れになると思います。
しかし、限られた勉強時間の中で、最短で合格を目指すのであれば「過去問は読むように進める」ことを意識してみてください。
特に勉強を始めたばかりの時期は、過去問で自分の理解度を試したくなります。
そして、じっくりと正解を導き出したくなりますが、過去問は解くことに時間をかけるよりも回数をこなす方が大事です。
過去問を3回目くらい繰り返すと、簡単なものであれば、問題を読めば解説が頭に浮かぶようになってきます。
回数をこなして知識を定着させるためにも、問題を考えこんで解くのではなく、読み進めていくように意識してみてください。
衛生管理者試験|過去問は選択肢ごとに正誤を出せるようにやる
衛生管理者試験は5肢択一のマークシート方式となっています。
「問1 1… 2… 3… 4… 5…」というように、一つの問に5つの肢が出てきます。
この5肢から一つの正解肢を選びだします。
過去問をやるにあたっては、「選択肢を一つ読む→解説をみる」という流れで進めてみてください。
問1の1は正しいのか誤っているのか、問1の2は正しいのか誤っているのか…というように選択肢ごとに正誤を出せるように進めます。
選択肢ごとに理解が進めば、本試験で過去問をアレンジしたものが出題されたとしても対応しやすくなります。
あくまでも一つの肢ごとに正誤をだせるようにしてください。
本試験で、ひっかけやひねりが加わっても対応できるように、選択肢一つ一つをしっかり理解することが大切になってきます。
私の使っていたおすすめテキストと過去問
衛生管理者試験|過去問は選択肢ごとにマークを残す【図で解説!】

【上記は過去問を解く際の私のやっていたやり方のイメージ図です】
私の進め方ですが、まず解いた回数と日付を余白にメモします。
前回はいつやって、現時点で過去問を何回やっているかの記録になります。
そして、選択肢ごとに正誤を出せるように、その選択肢の理解度を〇△×でマークをつけていきます。
「〇 理解できている」
「△ なんとなくは理解できたが不安」
「× 理解できていない」
というように3段階に分けて選択肢に印をつけていました。
そのマークを残しておくことで、次に見たときにその選択肢の理解度が一目瞭然でわかります。
1回目△だったのが2回目には〇になることもあります。
このように〇を増やしていき、△や×の理解しにくい問題を浮き彫りにしていくイメージです。
5回以上繰り返すというというのは、「理解しにくい・苦手・覚えられない」選択肢を探し出すためにやる意味もあります。
直前期には、△×の選択肢を中心にやっていけば、苦手なところがつぶれていきます!
衛生管理者 過去問は解説まで理解できるようになる
マークを〇にする判断として、問題が理解できただけでなく、解説まで理解できるようになって初めて〇とします。
問題に対してのみ正誤が判定できるだけでなく、プラスαで解説まで理解できるようになると、知識の幅が広がり、本試験で過去問をアレンジされた出題があったとしても対応できる可能性が上がるからです。
そして、〇のマークの付いた選択肢はやらなくてよくなり、回数が増えるごとにやる問題数が減っていきスピードアップしていきます。
過去問を何度も間違える選択肢は触れる回数を増やす
過去問を3回4回やっても、なかなか理解できずに間違える肢は出てきます。
そういった問題は付箋を貼って目立たせたり、ミスノートのを作って書き出しておきます。
そして、
「今回は付箋の貼ってある選択肢のみで1回転させる」
「スキマ時間にミスノートをみなおす」
というように、その問いに触れる回数を増やすと頭に残りやすくなります。
コピーしたり、スマホに写真などで入れておくのもおすすめです。
ちなみにノートを作るときには目立たせたいワードを赤色にすると頭に焼き付きやすいようです。
ただし、ノートは凝りすぎずに、メモを残す程度の感覚で作ってくださいね。
時間のかけすぎには注意が必要です。
まとめ│衛生管理者の過去問は触れる回数を増やすこと!
過去問の勉強方法・押さえるポイントはこの5つだけ!
・解かない!読むように進めるだけ!
・選択肢ごとに正誤を出せるようにやる
・選択肢ごとにマークを残す
・解説まで理解できるようになる
・何度も間違える選択肢は触れる回数を増やす
こんな感じとなります。
過去問は回数を回すことが重要なので、時間をかけて解くのではなく、「読むように進める」「選択肢ごとにやる」ようにしてください。
まずは1回転目ですべてを理解しようと思わずに読み進めてみると、なんとなく試験の全体像が見えてくると思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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